DVD Shrinkを使ったDVD-Videoバックアップ解説の続きです。
前回の記事で不要物の削除は画質アップに密接な関係があると書きました。
まずはその説明を少ししてから本題に入りたいと思います。
今回のDVDバックアップは手順は、片面2層(8.5GB)のDVD-Videoを片面1層(4.7GB)へ行うことを前提にしています。
最大で8.5GBあるはずの映像を4.7GBに収めようというわけですから、画質の低下は仕方ないことでは有ります。
しかし注意してみると、DVDの中にはバックアップの必要が無いものもたくさん入っていたりするのです。
それらがメインムービーが収まるべき場所を圧迫してしまっているかもしれないのです。
これが不要物と画質アップの関係です。
それでは今回は画質アップに関連する操作や設定を中心にバックアップを説明いたします。
とにかくスリム化
前置きで不要物の削除はメインムービーの画質をアップするための領域確保に有効なことを説明しました。
手っ取り早いのは、再編集モードでメインムービーだけ残してバックアップしてしまえばいいんですが、どうしてもメニューや特典映像を残してバックアップしたい場合もあると思います。
まずはこの例を見てください。

初期状態ではすべての映像の圧縮比は自動的に設定されていて、このDVDの場合なにやら大きな特典映像もついているため、メインムービーが3,000MBを切ってしまっています。
圧縮率も61%程度です。
それではメインムービー以外の圧縮比を調整して、領域を増やしてみたいと思います。
DVDの構造の中から圧縮比を変更したい項目をえらんでクリックしてください。「メニュー」や「特典」などフォルダごとまとめて変更も可能です。
すると選択した項目の圧縮設定が右側に現れますので、ビデオのところのプルダウンメニューを「カスタム」変更します。

そうすることでその下のスライダーが動かせるようになりますので、とにかく一番左へスライドしてみます。
このようにメインムービー以外の項目の圧縮比を最小にしてみました。

いかがでしょうか?
メインムービーは自動設定のままですから、自動的に領域を確保して400MBほどサイズが大きくなりました。
圧縮比も70%を超えました。
このようにメニューや特典の機能を残しつつ、メインムービーの画質をアップすることも出来ます。
さらに細かいところで、繰り返し再生されているだけのメニューのBGMなどを削除してしまうのも良い方法かもしれません。
画質の設定
「バックアップ!」を実行する際に出てくるダイアログにも画質に関して設定する項目が有ります。

「品質設定」のタブの中の2項目がそれにあたります。
それぞれ画質に関してのオプションなのですが、上の「品質を向上させるため、バックアップ前に詳細な分析を実行する」はずばり映像の品質そのものが向上し、「高品質適応性エラー保障機能を使用してビデオ圧縮を実行する」の方は画質の好みに対する設定になっています。
これらのオプションを利用すると画質の確実に向上しますがそれなりに処理時間が長くなってしまいます。
PCが低スペックな方などはその辺りの兼ね合いを考えて利用しましょう。
DVD Shrinkのヘルプページには「圧縮量を少なくすることが高品質さを維持するための最上の方法です」と書いてあります。
オプションに頼るより、極力圧縮が少なくて済むような方向でバックアップを心がけてください。
もくじ
・
フリーウェアでDVD-Videoをバックアップしよう(準備編)
・
フリーウェアでDVD-Videoをバックアップしよう(超初心者編)
・
フリーウェアでDVD-Videoをバックアップしよう(不要物削除)
・
フリーウェアでDVD-Videoをバックアップしよう(画質アップ)